気軽に食べる機会が増えたローストビーフ。
ローストビーフの生焼けの見分け方は把握できていますか?
自宅で手作りのローストビーフにトライする方も多い料理ですよね。
今回の記事では、ローストビーフの生焼けの見分け方を解説していきます。
生焼けのローストビーフを食べたときのことや、再加熱の方法まで調べましたよ。
「生焼けだったらイヤだから手作りしづらい・・・」と思っている方も、ぜひ最後までご覧ください!
こんな疑問にお答えします!
- ローストビーフが生焼けか見分ける方法は?
- 生焼けのローストビーフを食べても食中毒にならないのか?
- 生焼けが気になるときのローストビーフの再加熱方法は?
ローストビーフの生焼けの見分け方
クリスマスや誕生日のような、家族が集まるお祝いの席にピッタリのローストビーフ!
ナイフで切ったときに見える、お肉のおいしそうな断面が食欲をそそります。
でも、ちょっと心配なのが、ちゃんと中まで火が通ってるかということ。
だって、お肉って生のままで食べるのがキケンですもんね。
ローストビーフが生焼けか、見分け方のポイントを確認しましょう。
ポイント
- お肉の中心が冷たいときは生焼け
- お肉を切って赤い汁が出てきて、生臭いにおいがしたら生焼け
お肉の中心温度の目安は54~60度と言われています。
調理用の温度計で測るのがベスト!
ローストビーフの中は赤っぽいのが特徴ですが、生焼けかどうか見分けるのは難しいもの。
ローストビーフを切ったときのお肉の断面は、画像のように薄いピンク色なのが理想です。
血みたいに赤いときは生焼けの可能性もあるので気をつけましょう。
ローストビーフが生焼けか、見分け方をよく確認しておけばローストビーフを手作りするのも怖くないですね!
ローストビーフのほぼ生焼け食べたけど食中毒にならない?
ローストビーフの生焼けの見分け方を解説しました。
万が一、生焼けのローストビーフを食べてしまったら・・・
食中毒になるのでしょうか?
「豚肉と鶏肉はよく焼きなさい!」
焼き肉やバーベキューのとき、言われたことありませんか?
一般的に生肉には細菌や寄生虫がくっついています。
生焼けで食べると食中毒になり、激しい腹痛に襲われることに・・・
もちろん、牛も細菌や寄生虫を持っています。
でも豚や鳥と違って主に消化器官やレバーに存在していて、肉の中まで入らないようです。
安全に生食できる牛肉は清潔なので、食べても問題はありません。
でも、牛肉の加工中に菌が付いてしまう可能性もあります。
腹痛にならないように、自己判断で牛肉を生食するのは避けた方が良いでしょう。
ローストビーフでも食中毒起こしてるって、それ中まで加熱できてないじゃん!ローストされてない!
ちゃんとローストされてるローストビーフはお肉に色がピンク色なんだよ…生焼けとローストビーフは違うからな!— 轟[GOH] (@TPL_TODOROKI) September 16, 2022
自宅でローストビーフを作るときは、新鮮な牛肉で慎重に作ったほうがよさそうです。
すでにお伝えしたように、ローストビーフが生焼けか、見分け方のポイントをしっかり覚えておきましょうね。
飲食店のローストビーフは、画像のようにけっこう赤くて心配になるときも。
生食用の牛肉を扱うお店の従業員は、専用の講習会に参加して専門知識を深めています。
つまりローストビーフが生焼けか、見分け方を熟知しているということ。
安心して美味しく食べられますね。
ただし安全なローストビーフであっても、食べるのを注意してほしい方もいます。
抵抗力の低い高齢者や妊婦、赤ちゃんや子どもはローストビーフを食べるのは避けましょうね。
ちなみに、厚生労働省からもお肉を食べるときについて注意喚起をしています。
この機会に参考にしてみてくださいね。
ローストビーフの生焼けが気になる時は再加熱してみては?
ローストビーフが生焼けか、見分け方のポイントや食中毒のキケンについて確認しました。
最近はレシピが手軽に手に入るので、自宅でローストビーフを作る方は増えているようです。
でも、
ローストビーフが生焼けではないか気になる
気をつけたハズなのに、生焼けになってしまった・・・
そんなときは再加熱をしてみましょう。
今回は3種類のローストビーフの再加熱方法をご紹介します。
生焼けになっても捨てるのはもったいないですよ!
ローストビーフの再加熱方法①電子レンジ
1番簡単でお手軽なのは電子レンジ。
ただ電子レンジだと加熱しすぎることも。
お肉が固くならないように10秒ずつ温める!
マメに取り出して、ローストビーフの状態を確認したほうが良いですよ。
ローストビーフの再加熱方法②フライパン
次にフライパンを使った再加熱方法をお伝えします。
生焼けのローストビーフをフライパンに乗せたら、
フタをして5分ぐらい蒸し焼きにする!
火加減は弱火で様子を見てください。
ローストビーフの表面にコゲが付いてしまいますが、しっかり中心まで火が通ります。
ローストビーフの再加熱方法③湯せん
#ユー飯
ローストビーフ
表面焼いて湯煎放置 pic.twitter.com/25lwY6vWtq— ユーキット🍋❄ (@vihope) September 23, 2022
ローストビーフの表面がしっかり焼いてあるのに中だけ生焼けの場合、湯せんで再加熱する方法もあります。
焼かない分、焦げが付かないので見た目への影響もありません。
手順①
鍋に水を入れて沸騰させる
手順②
ジップロックにいれたローストビーフを鍋に入れる
手順③
火を止めてローストビーフを入れたまま15分ぐらい放置する
湯せんだと、お肉の中がしっとりできあがります。
時間があるときは湯せんで再加熱すると、おいしくなるでしょう。
ローストビーフの生焼けの見分け方を徹底解説!ほぼ生でも大丈夫?:まとめ
ローストビーフの生焼けの見分け方について解説しましたが、いかがでしたか?
ローストビーフの中心が54度未満のときは生焼けの可能性あり!
さらに、赤い汁が出て、生臭いにおいだしたときも生焼けかもしれません。
生焼けのローストビーフを食べると、食中毒になることも考えられます。
ただ、牛には細菌や寄生虫が肉の部分に存在していないとも言われています。
豚肉や鶏肉ほど食中毒のリスクは高くないとはいえ、自己判断せず生焼けのまま食べないようにしましょうね。
ローストビーフが生焼けのときは、再加熱する方法があります。
今回は①電子レンジ、②フライパン、③湯せんの3種類の方法をご紹介しました。
時間がないときは①電子レンジ。
時間に余裕があるときは③湯せんがオススメです。
多くのひとが一度は食べたことがあるローストビーフ。
生焼けの見分け方と再加熱方法をチェックして、おいしく安全にローストビーフを楽しみましょう!