十五夜

お月見どろぼう2022はいつ?起源や歴史と地域による違いについても

お月見どろぼういつアイキャッチ画像

今回は、お月見どろぼう2022年がいつなのかを調べ、まとめてみました。

 

お月見といえば、ススキとお団子をお供えして満月を楽しむ秋の風流なイベントというイメージですね。

お月見の時期が近づくと、「お月見どろぼうという言葉を聞いたことがありませんか

また、現在はどの地域で行われているかを調べてみましたので、お月見どろぼう2022年について見てみてください^^

  • お月見どろぼう2022はいつ?
  • お月見どろぼうの期限や歴史は?
  • お月見どろぼうは地域によって風習に違いはある?

お月見どろぼう2022はいつ?

お月見するうさぎ

お月見どろぼうは、子どもたちのお月見イベントです。

地域によっては異なりますが、現在も行事として行われています。

 

初めて知った方もいるのではないのでしょうか。

お月見どろぼうって誰?

何を盗みに来るの?

と、知らない人だと思いますよね。

私も知らなかったので、調べていくうちにお月見どろぼうについて知ることができてとても勉強になりました^^

 

それでは、お月見どろぼう2022はいつなのでしょう?

まず、2022年のお月見は、中秋の名月に行われます。

この中秋の名月の日に子どもたちの間で執り行われるのが、お月見どろぼうという昔からある風習です。

 

なので、お月見どろぼう2022は

9月10日

に行われます。

 

お月見どろぼうがいつ行われるのか分かったところで、その日は何をするのか気になりませんか?

お月見どろぼうが誰のことなのか、何をするのかをまとめてみました。

お月見どろぼう2022は誰が何をするの?

お月見どろぼう2022は9月10日です。

では、ここからはお月見どろぼうとはだれのことを言っているのか、何をするのかを紹介していきますね。

 

お月見どろぼうはだれのことなの?

その地域の子ども

です。

え、子どもが何か盗むの?

お月見にお供えしているお団子やお菓子をひっそりと盗む

お月見どろぼうは、中秋の名月に、子どもたちがお菓子やお団子をひっそりと盗んでいくからなんですね!

 

ただ、「盗む」という表現は現在は使われていなくて、「お菓子をもらう」という表現になっているそうです。

お月見どろぼう2022は9月10なので、イベントを行っている地域の子どもたちは楽しみでしょうね^^

お月見どろぼう2022は日本版のハロウィン?

お月見どろぼう2022がいつになるのかも分かり、どんなことをするのかを想像できたと思います。

子どもたちがお菓子をもらう(しかも、結構な量)というイベントは、なんだか海外でいうハロウィンに似ていますね!

調べてみると、日本版のハロウィンといわれているみたいです^^

お菓子のもらい方はすごくわかりやすくなっています。

まず、段ボールや大きな入れ物にお菓子を入れて、玄関先に置いておく

それを子どもたちがもらっていくというパターンと、子どもたちが「お月見どろぼうでーす」と地域の各家庭に声をかけて、お菓子をもらうというパターンがあるそうですよ。

 

なんだか、考えるだけでとてもわくわくするイベントですね^^

お供え物が全部なくなることは、縁起がいいみたい^^

子どもも大人も楽しめるイベントですね!

お月見どろぼうの起源や歴史は?

女の人のどろぼう

子どもも大人も楽しめるイベントであるお月見どろぼうですが、行事の起源や、歴史について気になりませんか?

地域によっては風習があるところと、ないところもあります。

なので、お月見どろぼうの起源、歴史についてまとめてみました!

お月見どろぼうの起源は?

まず、お月見どろぼうの起源は詳しく記載されていませんでした。

昔、中秋の名月の日だけは、ほかの人の畑に入り、お芋を取って食べてもいい日というならわしがあったそうです。(たくさんではないですよ)

中秋の名月は、芋名月とも呼ばれているからですね。

 

それが転じて、子どもたちが「十五夜の夜に畑の作物を取ってもいい」「子どもたちに食べ物を全部取られると縁起がいい」といわれるようになったのだとか。

 

子どもたちが月の使いだと考えられていて、お供え物がなくなっても「神様が食べていかれた」「月の使いが持っていかれた」と言われていました。

お供え物が全部なくなることは縁起が良くて、畑も豊作になると言われており、今でも風習として残っている地域があるのです。

 

元は「こっそり盗む」という表現でしたが、現在では盗むという表現はあまりいい印象はないので、「お菓子をもらう」という表現に変わっていますね。

お月見どろぼうの歴史は?

次に、お月見どろぼうの歴史について見ていきたいと思います。

お月見という行事が庶民にも執り行われていたのは、江戸時代からですね。

なので、お月見どろぼうは

江戸時代から執り行われていた

歴史についても詳しくは記載されておらず、だいたいの時期しか分からなくなっています。

 

中秋の名月の時期は、自然の恵みや作物も多く実ります。

お月見どろぼうは、ひとりじめせずにみんなで分かち合おうという先祖からの意思を引き継いでいるみたいで素敵ですね^^

お月見どろぼうの地域による風習の違いは?

みんなでお菓子を分ける

お月見どろぼうを行っている地域は、今は少なくなっています。

今も風習として残っている地域は千葉県、茨城県、福島県、山梨県、愛知県、大阪府、奈良県、大分県、鹿児島県、沖縄県などで行われているそうです。

思ったよりも行事として行っている地域は少ないですね。

 

では、今も風習として残っている地域で、違いはあるのかを調べてみました。

  • 大分県大分市の一部では、満月のことをみいげつと呼んでおり、「みいげつあります」や「みいげつください」と言っている
  • 三重県では、お団子と同じように里芋をお供えする。里芋の皮をむき塩を振ったものを「きぬかつぎ」という
  • 愛媛県では、里芋を炊いたものを肴にして宴会を開き、これを「いもたき」という
  • 山梨県では、収穫した野菜をお団子と一緒にお供えする
  • 沖縄県では、餅を火の神様に祀ったり、「ふちゃぎ」をお供えする。ふちゃぎは餅粉でつくられたお団子に小豆をまぶしたもの

など、地域によっては風習が様々なのが分かりますね。

 

その地域独特のものもあって、とても面白いですね^^

風習として残っている地域は限られますが、その地域に住んでいたら、年に一度こんな素敵なイベントがあるので、楽しみですよね!

お月見どろぼう2022はいつ?起源や歴史と地域による違いについても:まとめ

この記事では、お月見どろぼう2022はいつなのか?

お月見どろぼうの起源や歴史、行われている地域によっての違いなどをまとめてみました!

現在も行事として行っている地域は限られるので、知っている人、知らない人と別れるかもしれません。

お月見って以外に知らないことも多いですよね。

お月見団子の並べ方や、どうして月でうさぎが餅をついているのかなど、考えれば考えるほどワクワクしませんか^^

 

中秋の名月のこの日だけは、お供えしている食べ物を子どもたちが取っても良いとされ、お供えしたものが多くなくなるほど縁起がいいと言われています。

今は、その地域の各家庭に「お月見どろぼうです!」と周り、お菓子などをもらうという流れに変わっています。

 

お月見どろぼうは、大人も子どもも楽しめる一大イベント。

ぜひ一度体験してみたいですね^^

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