五月人形を出しっぱなしにすると縁起が悪いと聞いたことがありますが、本当のところはどうなんでしょうか?
一般的に五月人形はいつまで飾るものなのか、何歳まで飾るのか、についてもお伝えしたいと思います。
五月人形をしまいっぱなしにするなら、いっその事処分するという手もあるので、それについても紹介しますね。
五月人形の出しっぱなし、しまいっぱなしにならないように、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
- 五月人形を出しっぱなしだと縁起が悪いって本当?
- 五月人形はいつまで飾るもの?
- 五月人形を出しっぱなしにするなら売ったほうがマシかも
五月人形を出しっぱなしだと縁起が悪いって本当?
五月人形は子供にふりかかる厄災を代わりに引き受けてくれる、身代わりの役割を担っています。
子供の健やかな成長を願って、5月5日の端午の節句に飾るのが一般的ですよね。
では、その五月人形が出しっぱなしだと縁起が悪いというのは、本当なんでしょうか?
3月3日の桃の節句の雛人形は、しまい忘れると結婚が遅れてしまう、など言い伝えがありますが…
調べてみたところ、五月人形は出しっぱなしにしても、特に縁起が悪いなどということはないみたいです。
部屋のインテリアとして1年中飾っている家もあるようですし、厄除けとして飾るのもアリかも?
5月5日 こどもの日🎏
今年は鯉のぼり出さなかったな🥺
年中床の間に出てる五月人形と柏餅
with Tを勝手にコラボ🤣 pic.twitter.com/S44w4QyZEE— mayu✩⡱ (@mayuta0317) May 5, 2020
もし五月人形を出しっぱなしにするなら、湿度に気をつけることと、ホコリが被らないようにしてくださいね。
また、倒れてきたりすると危険なので、小さな子供の手の届かないところに置くようにしましょう。
五月人形を出しっぱなしだと縁起が悪いということはありませんが、こまめな手入れが必要だと思います。
五月人形はいつまで飾るもの?
五月人形はいつまで飾るの?何歳まで飾るの?と疑問に思っている方も多いと思います。
ここからは、そんな五月人形にまつわる疑問を解決していきましょう。
五月人形はいつまで飾る?
一般的に、五月人形は春分を過ぎてから4月中旬までに、飾り始めます。
では、5月5日の端午の節句が終わったら、五月人形はいつまで飾るものなのでしょうか?
五月人形をしまう時期というのは明確には決まっていませんが、梅雨入りする前の5月中旬までにはしまったほうがいいでしょう。
なぜなら、五月人形は湿気に弱いので、梅雨に入ってしまうと、カビが生えたりと大変なことになってしまうから。
湿気を一緒にしまってしまわないように、カラっと晴れた天気の良い日に、五月人形はしまうようにしてくださいね。
五月人形をいつまで飾るという決まりはないので、五月人形を出しっぱなしにして、1年中飾るのももちろんアリですよ。
五月人形は何歳まで飾る?
調べてみたところ、五月人形は何歳まで飾るというのは決まっていないようです。
五月人形は子供の身代として飾られるものなので、成人した20歳の時点で飾るのをやめる人が多いみたい。
それ以外にも、引っ越しの時や高校生になった時など、各家庭によってバラバラなようですね。
子供の成長を見守るのが五月人形の役割なので、それに頼らなくてもよくなった時に、その役目を終えるのかもしれません。
逆に、親子2代にわたって、それぞれの五月人形を一緒に飾っている家庭もあります。
親子2代の五月人形出しました手前はパパので昔はケースには入って無かったのでチマチマと装飾したなぁ今は楽(笑)独り言 pic.twitter.com/Dv2O4p1kS1
— kiyoko (@hAEsBYFOKNzTvwg) March 7, 2021
ということで、五月人形は何歳まで飾るという決まりはないということが、お分かりいただけたでしょうか?
五月人形をしまいっぱなしにするならいっその事処分したほうがいいかも!
子供が大きくなったり、出すのが面倒になって、五月人形をしまいっぱなしにしているなら、思い切って処分するのいいかもしれません。
しまいっぱなしだと収納スペースを占領してしまって、他の物が置けなくて困っていませんか?
そんな時は、お寺や神社にお願いして、供養してもらうのがいいと思います。
一週延期致しました人形供養祭を滞りなく斎行いたしました。
雲一つない晴天となり、徳島県内はもとより県外からも今年は50名を超える方から数百体の雛人形、五月人形、ぬいぐるみなどの供養のお申し込みがありました。#人形供養#日和佐八幡神社#淡島神社#雛人形#五月人形#ぬいぐるみ#徳島県 pic.twitter.com/HcXhVn33Fa
— 日和佐八幡神社 (@hiwasahachiman) August 29, 2021
今まで子供の身代わりとして厄災を引き受けてくれた五月人形なので、感謝の気持ちをこめて、大切に供養してもらいましょう。
間違えてもゴミに出したりしたらいけませんよ~
インターネットで検索すれば、近くの神社仏閣で人形供養してくれるところが出てくると思いますので、ご活用ください。
このような代行サービスもあるので、全国どこからでも利用することができますよ。
予約制や受付期間が決まっている場合があるので、インターネットや電話で事前に確認することをおすすめします。
どうせ五月人形をしまいっぱなしなら、下の子や孫に引き継いだらいいのでは?と考える方もいるかもしれません。
でも、五月人形は1人1体とされていて、お下がりNGなので、詳細は「五月人形はお下がりでも大丈夫?引き継ぐことやもらうこともアリ?」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
もし、五月人形をしまいっぱなしにしているなら、きちんと供養して、処分することも考えてみてはいかがでしょうか。
五月人形を出しっぱなしだと縁起が悪いって本当?気になる疑問を解決:まとめ
五月人形を出しっぱなしにすると縁起が悪い、というのは本当ではありません。
湿気やホコリに気をつけながら、インテリアや厄除けとして1年中飾っているお家もあります。
五月人形をいつまで飾るかというと、5月5日の端午の節句を過ぎれば、いつしまっても問題ありません。
湿気に弱いので、できれば梅雨前の5月中旬までの、天気の良い日にしまうようにしてくださいね。
五月人形を何歳まで飾るかというのも、特に決まりはなくて、子供が成人した時など、節目で飾るのをやめる家が多いようです。
もし五月人形をしまいっぱなしにしているなら、神社仏閣で人形供養してもらうのはいかがでしょうか?
その分の収納スペースも空いて、今まで見守ってくれた五月人形をきちんと供養できるので、一石二鳥だと思います。
子供の健やかな成長を願って飾る五月人形ですが、ご家庭にあった方法で飾ってあげてくださいね♪